操作上の注意事項
ハードディスク(HDD)の初期化フォーマットは主に2種類あります。
① 物理フォーマット
② 論理フォーマット
この「フォーマット」とは「初期化」という意味になります。

例えば、Windows(ウィンドウズ)パソコンで行えるフォーマットは、論理フォーマットだけになります。物理フォーマットはOS単独では出来ません。

Windows(ウィンドウズ)XPのフォーマット

コンピュータの管理

Windows(ウィンドウズ)XPのOSの場合、
コントロールパネル ⇒ 管理ツール ⇒ ディスクの管理からフォーマットが可能です。

ですがフォーマットしてもデータは完全に消去されたわけではありません。この状態だけなら、ほぼ100%データは元に戻すことが可能です。

この論理フォーマットはファイルシステムの取り決めを再設定しただけなんです。例えば・・・

ファイル形式(フォーマット)

Windows(ウィンドウズ)パソコンでは、「FAT」、「FAT32」、「NTFS」、「exFAT」があります。ファイル形式(フォーマット)は記録メディア内のデータを読み取るルールになります。

外付けハードディスクなどでは「FAT32」などがあります。アップルのマック系では「HFS+」、リナックス系では「ext2」や「ext3」などがあります。

主なファイルシステム形式(フォーマット)一覧

  1. FAT
  2. FAT16
  3. FAT32
  4. NTFS
  5. exFAT
  6. HFS+
  7. ext2
  8. ext3

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『ハードディスクにデータを書き込む際にどの規格に沿って書き込むのか』その取り決めを初期化、再設定することを論理フォーマットと呼んでいるわけです。

一般的にこの『規格の取り決め情報』はハードディスクの各パーティションの先頭セクタに作成されます。

論理フォーマットでは、各パーティションの先頭セクタにある規格の取り決めを変更、再設定するだけなので保存してあったデータについてはそのまま残っていることになります。

クイックフォーマットと通常フォーマットの違い

ゼロファイル
ですが、パソコン上からできるフォーマットには『クイックフォーマット』と『通常フォーマット』があります。

『クイックフォーマット』以外、つまり『通常フォーマット』であれば、完全にデータが消えると勘違いされているひともいます。

クイックフォーマットに比べて『通常フォーマット』は作業時間が数倍から数十倍と長いのでデータをしっかり消去してくれていると勘違いされやすいのです。

でも実際は、この『通常フォーマット』にかかっている時間の多くが不良セクタを確認修復している時間なため、残念ながら物理フォーマットのように別データや意味のないデータでハードディスク全体を完全に上書きしているわけではありません・・・。

物理フォーマットとは

フロッピーディスク
一方、物理フォーマットとはハードディスクの完全なデータの初期化を意味します。

もちろん、保存されていたデータは消去されます。以前はこの物理フォーマットが一般的でした。記憶容量が少なかったので安全性までしっかり考慮されていたわけです。

例えば、古くはフロッピーディスク(FD)のフォーマットは物理フォーマットです。

ですが、ハードディスクの物理フォーマットは現在では出来なくなっています。現在のハードディスクは高密度の精密機器なため物理フォーマットの失敗が即ハードディスクの故障につながるリスクがあるため物理フォーマットは出来ないのです。

上書きするゼロフファイルが主流

そのため現在、一般的に使われている物理フォーマットという意味は「ゼロフファイル」でハードディスクを上書きすることが、広い意味で「物理フォーマット」を指す様になってきたのです。

『保存してあったデータが完全に読めなくなる』という意味では
「ゼロフィル」も以前の「物理フォーマット」も同じなので
「ゼロフィル」が現在の「物理フォーマット」になったということです。

つまり、物理フォーマットと論理フォーマットでは、初期化する対象が全く違うということです。

そのため自分で使い続けるなら「論理フォーマット」。売却、または処分するなら「ゼロフィル」での上書きをする「物理フォーマット」をすることをオススメします。