SDカードはスマホやデジタルカメラ、ビデオカメラから抜き挿しする頻度が多いため、パソコンにある内蔵型のHDDやSSDのように常時電源が継続的に確立されていません。電源供給が非常に不安定なメディアと言えます。

つまり、この電源供給を始め、抜き差しが故障の原因になりやすいのです。

さらにSDカードを使用することが多い、スマホやデジタルカメラ、ビデオカメラの多くがバッテリー駆動です。

SDカードはフラッシュメモリー系と呼ばれるメディアの1つで、電気でデータの読み書きをおこなう仕組みになっています。一方、ハードディスクは磁気でデータの読み書きをおこなう仕組みです。

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それぞれにメリットとデメリットが存在しますが、SDカードはそもそも利用状況が過酷な上にバッテリーという電力供給が極めて不安定な状況で動作し続けなければいけないという悲劇的なメディアです。

そのため、SDカードの平均寿命は一般的に2年程度とかなり短いものです。

「カードが異常です」「メディアを認識できません」

ディスクの読み取りエラー

特にデジカメやスマホでは、「カードが異常です」とエラーメッセージが表示されることが良くあります。その他にも「メディアを認識できません」とか、中にはいきなり「フォーマットしてください」という表示がされることがあります。

但し、様々な機器でSDカードを利用していると、そもそも対応できる形式なのかを、まず疑ってみる必要性があります。

というのもSDカードを始め、一般的なメモリーカードは使用機器にとって扱えないデータ形式になっていた場合、未対応の機器では「カードが異常」だということに必ずなるからです。

SDカードやMicroSD、USBメモリー、SSD、eMMcなどのフラッシュメモリの書き換え耐性が、その仕組み上からどうしてもハードディスクに比べて短いので、SDカードが認識しない場合、「SDカードの寿命が尽きたのでは?」と思いがちですが、実際に、認識エラーになっているかどうかは詳細に確認してみる必要があります。

3つの確認事項

とくにハードウェアの問題があり、SDカードの場合特に、確認しておく必要がある3つのポイントがあります。

①規格の表示確認
②カードリーダー対応確認
③「ディスクの管理」で現状確認

規格の表示確認

SDカードには、今日現在、幾つかの規格があります。

① SD
② SDHC
③ SDXC

基本的に、上位互換性はあるので、最新の読み取り機では「SDXC」が対応しても、
旧規格しか対応してない製品に新規格SDXCのSDカードを挿入しても正しく認識されずエラーになります。

メモリーカード自体の大きさは同じなので、表面に印刷表示されている規格を確認しないと分かりません。

まず最初にSDカードの規格であるSDを始めSDHC、SDXCカードに対応している読み取り機器をしようしているかどうか確認が必要です。

SDカードの規格の違いは、主に最大データ保存容量と関係があります。
データ容量が大きいものに対応するために、年々規格が加えられて対応するファイルシステムの変更を実施しています。

SD FAT16 (1MB~2GB)
SDHC FAT32 (4GB~32GB)
SDXC exFAT (64GB~)

つまり、FAT32に対応したSDカードがSDHCであり、exFATに対応したSDカードがSDXCだということです。

SDカードの規格の違いは、主にソフトウェア的な問題です。

購入時はSDHC、SDXCカード未対応の製品であっても、デジカメなどであれば、ファームウェアのアップデートを実行することで対応可能になるケースがあります。ここら辺はメーカーの対応状況を確認しておくことをオススメします。

かといって、上位カードを未対応製品に適合するファイルシステムでフォーマットすれば使えるのかというと、必ずしもそうではありません。

必ず使用する製品(スマホ・ビデオカメラ・デジカメ)が対応可能なSDカード形式を、正しく使う必要があります。それぞれのSDカードを使用する製品は、対応規格してSDカードを表示しているので確認すれば問題ありません。

カードリーダー対応確認

SDカードレダー

ある日突然に「SDカードが認識されない」とスグに「SDカード」に原因や問題があると思いがちですが、良くあるケースの1つにSDカードを読み取る側の「カードリーダー」が故障しているケースもあります。

この場合、スマホ・ビデオカメラ・デジカメなどの「カードリーダー」側に問題があるのかが不明なため、パソコン、カードリーダー、デジカメ、ビデオカメラ、プリンター、など、「カードリーダー」機能がある機材に挿入し、複数のSDカード対応機器で確認しても変化がないのか、それとも特定の機器または「カードリーダー」の時にだけ発生するのかを確認します。

複数のSDカード対応機器で確認することで、SDカード自体の固有トラブルなのか、仕訳けします。

「ディスクの管理」で現状確認

コンピュータの管理

SDカード内がパソコンで認識されているのどうかかを確認可能です。ウィンドウズパソコンでこれらの認識情報を把握するには、「コンピュータの管理」を確認するのが一般的です。

「コントロールパネル」-「管理ツール」-「ディスクの管理」で認識デバイスが表示されます。

そもそも、この「ディスクの管理」で正しく認識されていない場合、パソコンで使用することが出来ません。ファイルシステムは通常「NTFS」や「FAT32」、「exFAT」などと表示されます。

但し、障害によっては「RAW」と表示されるケースがあります。
「RAW」とは「生の状態」という意味です。

この「RAW」表示がされても、データを復元できる可能性は充分にあります。

ファイルシステムの表示以上に大切なのは、「ディスク」として容量表示が正確かどうかです。

「ディスク」の容量が正しく表示されてれば、データを復旧できる可能性が充分にあります。

「chkdsk」と修復オプション

「chkdsk」はチェックディスクまたはスキャンディスクと呼ばれるコマンドです。

この「チェックディスク」は、データを保存した状態で、ファイルシステムの修復を実行します。但し、「chkdsk」はセクター不良がある状態では、セクター不良上にあったデータを排除します。

そのため「chkdsk」で逆に大切なファイルデータが消失または破損するケースがあるので注意が必要です。

SDカード内のデータの重要度が高い場合は、事前にファイル復元ソフトやデータ復旧サービスに依頼後、大切なファイルデータを保存した後に「chkdsk」を実行すべきです。

または、特段、必要でもなく、ある程度の時間をかけて作業すれば、同じデータを作成できる場合にのみ実行すべきです。

そもそも、「chkdsk」はファイル操作を正常に行えるようにするための命令です。
データを復旧するわけでもなく、ファイルを修復するものでもありません。

ファイルシステムを読み取れるようにすることが目的なので、ファイル修復やデータ復旧が目的な場合、実行には注意が必要です。

SDカードの物理障害

SDカードの破損

以前はSDカードの中身はUSBメモリーと同様にコントローラーチップとメモリーチップに分離されていたフラッシュメモリ型が一般的でした。

そのためコントローラチップが壊れてても、メモリーチップが正常であれば、データ復旧会社でデータを復元することが可能でした。

しかし、残念ながら年々その復旧成功率は低下傾向にあります。その原因はSiPと樹脂モールドにあります。

microSDカードと同様な仕組みで作られたSDカードが普及したため、外見上はSDカードなのに内部構造はmicroSDカードと同じといったものが市場に流通しています。

microSDカードは、SiP技術で製造されています。チップは複数のまま1パッケージにまとめて、外見上は1チップに集積されたように見えるのがシステム・イン・パッケージ(SiP)です。

現在のSDカードは、単純に言えば、いろんな素子を1つにまとめて樹脂モールド化されています。
microSDカードを思い浮かべていただければ良いと思います。

そもそもmicroSDカードにはケースと呼べるものがありません。
樹脂でモールド成形した状態が商品となっています。

では、チップなどはどこにあるのかといえば、樹脂にくるまれた状態です。今後、外部圧力に強い、樹脂でモールド成形したSDカードやUSBメモリーが増えてくることが予想されます。

折れたり、破損したりすることが多かったSDカードやUSBメモリーなので、一見すると良いことのように思えますが、データ復旧技術からみると逆で、ほとんどが復旧できなくなります。

容量的には数十倍、数百倍もちがうハードディスクのデータ復旧費用は安く、SSDやUSBメモリーなどのフラッシュメモリー系のデータ復旧費用が高額化する傾向があります。

利用者は、そのような事前知識を知らないで購入するケースがほとんどなので、いざトラブルが発生した時に驚くことになるでしょう。

樹脂でモールド化されたフラッシュメモリーは、真っ黒な物体に銀色が混じったような状態になっています。

これまでコントロラーチップとデータチップが分離されたSDカードの場合、物理的に故障していても8万円~13万円程度で対応してもらえましたがハードディスク(HDD)の物理障害のように20万円とか30万円になったり、最悪、復旧してもらえない事態になっているのです。

SDカードの外見は変わらないのに、中身が変わっているのです。

この「SiP化」と「樹脂モールド化」の製品増加は、有料調査の増加につながります。

つまり復旧しても、できなくても2万円以上の費用がかかるわけです。時間と復旧技術がいるため、無料で対応できるレベルを「SiP」の「樹脂モールドタイプ」が増えたことで、不可能になっているのです。

データ復元サービスの物理障害費用は30万円以上かかるケースが普通です。あなたは高額費用を支払って損をするつもりですか

既にデータ復元サービスを業者に依頼してしまった人は見ないでください。きっと後悔してしまうので・・・今、人気のデータ復旧業者はどこなの?