データ復元業者に相談したほうが良いケース

データ復元サービス業者データ復元業者に相談したほうが良いケースがあります。 「産まれた子供のデジカメ写真」、「結婚式・披露宴の写真」、「会社の経理データ」など、大変重要なものである場合には、自分でデータ復元はしない方が安全です。

というのも、パソコンのトラブルは2次災害が多いからです。自分で何とかしようと、色々作業をし過ぎたり、失敗して復元不可能な状態にしてしまったという事例が多いのです。

2次災害が発生する作業

  1. 通電作業の繰り返しによるプラッター記録面の損傷
  2. 劣化したハードディスク(HDD)に対しフォーマットしてしまう
  3. バッドセクターが多発しているハードディスク(HDD)に対しスキャンディスク(チェックディスク)をしてしまう
  4. 復元方法を調べるためにデータがあったパソコンでインターネットやメールを送受信してしまう
  5. データ復元ソフトを使い復元したいデータがあるハードディスクを誤って復元先にしてしまいデータを破壊してしまう

上記の例は何もしなければデータを復元できたかもしれないのに、自分でデータを破壊してしまうケースです。

例えば、フォーマットは通常、データを破壊しません。
ですが、一部例外があります。その例外が劣化したハードディスクやバッドセクターが多発しているハードディスクに対し、フォーマットした場合です。

通常はデータを読み取れなくするだけのフォーマットが、このような場合だけ破壊につながるのです。
元データが破壊されてしまえば、復元しても壊れたデータが抽出されるだけになります

また、インターネットの検索や閲覧、メールの送受信もデータをドンドン壊していきます。

そして、実は一番多い2次災害が発生するユーザーの作業がデータ復元ソフトを使った自己解決です。

データ復元ソフトの多くはインストールしなくても使えますが、誤ってデータが保管されていたパーテーションやハードディスクにインストールしてしまう人がいます。

さらに多いトラブルが、復元したいデータがあるパーテーションやハードディスクにドライブを間違って復元先としてしまうケースです。

この場合、データを復元しながら同時に破壊する作業を繰り返し、終了後にデータを確認してみたら、全部壊れていて全く読み取れないという悲劇に繋がります。

このようにデータを自己解決で復元しようとして失敗し、結果、データを破壊してしまうケースが良くあるので注意が必要です。

絶対に自己解決をしてはいけないという意味ではありません。

しかし、自分で何とかしようとした場合、相当の確率で破壊してしまう可能性があることを覚悟しておいた方が良いでしょう

自分で解決するか、データ復旧業者に依頼するかの大きな分岐点は、そのデータが無くなっても問題ないかどうかです。

最悪、無くなっても諦められるデータなら、自分で色々試すのも良いでしょう。ですが、無くなってしまったら困る「子供の成長記録動画」、「家族の思い出の写真」、「発行した見積書や請求書」、「10年以上の会社の決算データ」、「設計したCADデータ」、「10年以上の研究記録データ」など、一度失えば、2度と手に入らないデータもあります

そのような場合には、出来るだけ何もせずに、データ復旧の専門業者に依頼した方が安全です。

データ復元サービスの物理障害費用は30万円以上かかるケースが普通です。あなたは高額費用を支払って損をするつもりですか

既にデータ復元サービスを業者に依頼してしまった人は見ないでください。きっと後悔してしまうので・・・今、人気のデータ復旧業者はどこなの?

何もせずにデータ復元業者に相談したほうが良いケース

また以下のケースは注意が必要です。

  1. ハードディスクからギーギー、カツンカツンと異音が聞こえる
  2. BIOSの設定画面でハードディスクを認識しない。ハードディスクが表示されていない
  3. ハードディスクを触ってもモーターが回転している感じがしない
  4. 障害の原因がハッキリしない、または原因が不明

以上の項目の場合、個人でのデータ復元はできません。データ復元業者に相談したほうが良いでしょう。

しかし、上記の場合、データの復元料金は数万円ではすみません。数十万円かかる可能性があります。物理障害のデータ復旧サービス料金は記録メディアの容量にもよりますが、30万円~35万円ほどかかるケースが一般的です。

データの重要性と料金を考えて相談してみましょう。

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